ビジネスに適した場所というのは、インフラのネットワークが整っている場所、つまりビジネス活動が可能である場所を意味します。サウスカロライナ州には、革新的な内陸港で国内でも特に急成長しているコンテナ港のほか、2,300マイル(3,701km)に及ぶ鉄道、さらに総計4万1,000マイル(6万5,980km)以上の州道があります。こうした資産によって、「パルメット・ステート(パルメット椰子の州)」サウスカロライナは、モノの作る、うまく作る州としてだけでなく、それらを必要な場所へ届ける技術についても世界に知られるようになりました。
輸送、流通、ロジスティクスの関連企業が発表したところによると、2011年から2019年までにサウスカロライナ州で行われた投資は12億ドル以上。また近年はパナマ運河が拡張されて開通したことからも、この活力に満ちた産業は国内で成長の一途をたどるものと見られます。サウスカロライナ州では、この成長を見越して対策を講じており、輸送、流通、ロジスティクスが確実に期待を上回る機能を果たすよう環境を整えています。特に州のコミットメントの表れとも言えるのが、チャールストン港の海底を52フィート(約16cm)にまで深めるプロジェクトで、この工事によって米国南東部最深の開運航路が完成しました。
サウスカロライナ州が輸送、流通、ロジスティクスに適している理由
サウスカロライナ州から車で2日圏内の居住者数
州が管理する41,000マイルの幹線道路
2,300マイルの鉄道

「チャールストン港は、全世界の市場にアクセスできるという、ロジスティクス上の大きな武器。チャールストンをこれからの輸出/輸入と国内ロジスティクスの総合拠点にせずにはいられませんでした。」
Frontier Logistics、CEOジョージ・クック氏
流通・ロジスティクス産業による2011年から2017年の投資額
TDL部門で雇用されているサウスカロライナ州民
チャールストン港で1時間あたりに扱われる貨物